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墨付け。

2012.11.13

小生が勤務する工務店の作業場でのひとコマです。昨今、住宅建築においては、土台や柱などの構造材の継手や仕口を造るのには「プレカット」という手法が用いられております。「プレ」+「カット」ですから、事前に加工しておくということであります。プレカットのメリットとしては加工工差が少ないため、材木を組み上げた時の強度が出やすかったり、機械での加工の為、納期が短縮できるということがありましょう。プレカット以前は、大工さんが一本づつ、鋸やノミで加工していたわけですから世の中変わるわけです。で、久しぶりに墨付けをするシーンを見ることができましたので、この機会にご紹介。イケメン大工のYさんが何やら真剣な表情で墨付けに取り組んでおります。※墨付けとは、大工さんが柱などの構造材に加工するための印をつけることであります。(ザックリです)DSCF9904柱の上においてあるのが、墨つぼです。読んで字のごとく、つぼのなかに墨が入っております。この墨つぼに墨さしという鉛筆のようなものを使って材木に印を付けるわけです。うーん、プロの世界であります。墨さしで印をしていますDSCF9908こうして、印をつけた材木を加工し、やっと建物を組み上げる構造材としての準備が整うわけです。手間がかかるんですよ、本当に。墨付けひとつとっても、大工さんの技術と知恵を連綿と受け継いで現代に残ったわけですから、大切なノウハウです。次世代の大工さんにこのような技術を継承していくのも工務店の責務であります。(堅っ)

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