お知らせ

莇生の家 リノベーションプロジェクト

2026.08.27

中古住宅購入+リノベーションをお考えの方へ

みよし市莇生町藤塚にある築35年の中古戸建住宅を当社で購入し、全面的にリノベーションを行ったうえで販売いたしました。

おかげさまで完成後すぐにご成約となり、ご購入いただきましたみよし市内のG様、誠にありがとうございました。

中古住宅の購入を検討される際、「建物の寿命はあとどのくらいか」「耐震性は大丈夫か」「断熱性能は低いのではないか」といった不安をお持ちの方は多くいらっしゃいます。

当社では、こうした不安を解消し、安全で快適な住まいを無理のない価格で実現することを目的として、本プロジェクトを実施しました。

建物購入から完成までの流れをご覧いただきながら、「中古住宅+リノベーション」という新しい住まいの考え方を知っていただければ幸いです。

物件購入の経緯

本物件はもともと社宅として使用されていた建物で、不動産事業も行う当社が関係者からのご紹介により購入したものです。

一見すると一般的な2階建て住宅ですが、入口が複数あるなど内部構造が分かりにくい特徴もあり、リノベーション後の完成イメージについては社内でも慎重な検討が必要な物件でした。

物件概要

所在地:みよし市莇生町藤塚■■
土地面積:59.29坪
建物面積:37.06坪
構造:木造2階建て(瓦葺・一部スレート葺)
建築年:昭和55年築

築35年が経過しており、新築かリフォームかで悩まれる方が多い代表的な築年数の住宅です。

新築建て替えとリノベーションの比較

中古住宅を活用する場合、「建て替え」と「リノベーション」では必要となる費用構造が大きく異なります。

建て替えの場合は、解体費用、滅失登記費用、新築工事費用や外構費用、仮住まい費用、建物表示登記費用、さらに固定資産税の上昇などが発生します。

一方リノベーションの場合は、解体費用を抑えることができ、滅失登記が不要となるケースも多く、工事費用も新築に比べて抑えられる傾向があります。

また、住みながら工事が可能な場合は仮住まい費用も不要となり、固定資産税も現状維持となるため、総合的な負担を軽減できる点が大きな特徴です。

このように、中古住宅のリノベーションは、建て替えと比較して総費用を抑えながら住まいを再生できる可能性があります。

工事のご紹介

それでは、工事の概要を写真とともにご紹介いたします。まずは工事前の状態からご覧ください。

【工事前建物 南側から撮影】

外壁はモルタル仕上げおよび一部板金仕上げとなっていましたが、ご覧のとおり経年による劣化が見受けられます。

【工事前建物 東側から撮影】

【内部工事①】
傷んだ部分は撤去し、必要な箇所は補強を行いました。
リノベーションでは、単に修繕するのではなく、耐震性や断熱性能を向上させ、安心で快適な住まいに再構築することが目的となります。

この点が一般的なリフォームとの大きな違いです。

木材の色が濃い部分は既存の部材、白っぽい部分は新たに施工した箇所です。

リノベーションにおいては、「何を残し、何を活かすか」の見極めが非常に重要です。

その判断力が、設計から施工まで自社で一貫して行う当社の強みです。

耐震性向上のため、筋違・構造金物・ホールダウンボルト等を適切に設置しています。

また、柱や間柱部分にはシロアリ対策の薬剤処理も行っています。(1階西側トイレ付近)


床下では大工による下地工事を進めており、垂木の施工、断熱材の充填、その上に床下地を施工しています。

この構成は新築工事と同様の考え方で行っています。

この年代の住宅では床下断熱が入っていないケースが多く、冬場に足元が冷える原因となっていましたが、今回の工事で改善しています。

【内部断熱工事】

工事前の写真です。

ウレタンフォーム吹付け断熱工事の準備を行い、材料を積載した専用トラックからホースを建物内へ引き込み、現場発泡にて施工を行います。

ホースが届けば施工が可能です。

~工事中~

施工中は、2階の屋根裏部分から断熱材を吹き付け、瞬時に発泡・膨張することで隙間なく断熱層を形成します。

この規模の住宅であれば、施工期間は約2日程度です。

~ウレタンフォーム吹付断熱 完成~

施工完了後は、天井・壁ともに隙間なく断熱層が形成され、構造体が見えない状態になります。

これにより、断熱性能・気密性能の大幅な向上が期待できます。

【外部工事】

南側境界のブロック塀は一部に傾きが見られたため、撤去のうえ新たに積み直しを行いました。

リノベーションというと建物内部のみを想像されることが多いですが、当社では敷地全体を一体として捉え、安全性・将来性を含めたご提案を行っています。

今回も隣地との関係性を考慮し、事前にご説明のうえ施工を行いました。

境界部分を適正に整備することで、将来的なトラブルの予防にもつながります。

外壁については既存モルタル部分を撤去し、防水シートを施工したうえで新たな外壁下地を施工しています。

この段階になると、新築工事と見分けがつかない状態になります。

屋根瓦は既存のものを再利用していますが、棟部分の漆喰は全面的に補修を行っています。

【完成写真 外観】

外壁はガルバリウム鋼板ですから、これから数十年はメンテナンスは不要です。

今の材料は経年変化による褪色の心配も少ないです。(褪色の程度は極めて緩やかです)

また、リビングからつながるウッドデッキを設置し、屋内外のつながりを持たせた設計としています。

洗濯や日常利用だけでなく、くつろぎ空間としても活用できます。

掃き出し窓には電動ブラインドシャッター「サンシャディー」を採用し、採光・通風を自在に調整できる仕様としています。

【元々の完成外観イメージパース】

【完成写真 内部】

1階 LDK
1階 キッチン(食洗機付き)

1階 和室
1階 浴室

2階には洗面・トイレを新設し、上下階の利便性を向上させています。

寝室には大容量の納戸を併設し、洋室2室にはそれぞれ収納を確保しています。

原田建築の莇生の家リノベーション住宅プロジェクト、いかがでしたでしょうか。

完成見学会にお越しいただいたお客様からは、「これってほぼ新築ですね」とのお声を多数いただきました。

建て替えや新築建売の購入ではなく、「中古住宅をリノベーションする」という選択。そこには大きな可能性があります。

近年では、国の施策として住宅の長寿命化を目的とした各種補助制度も整備されており、リノベーションへの支援も進んでいます。

本物件も、国の「長期優良住宅化リフォーム推進事業」の採択を受けたプロジェクトとなっています。

建て替えかリフォーム・リノベーションかで迷われている方や、中古住宅購入をご検討の方は、ぜひ一度ご相談ください。

当社は、みよし市・豊田市をはじめ西三河エリアにおいて、リノベーション工事および耐震補強工事の実績を多数有しております。安心してご相談いただければと思います。

また現在、みよし市西一色町においても新たなリノベーションプロジェクトを進行しております。ご興味のある方はお気軽にお問い合わせください。

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