リフォーム施工例

築40年以上の平屋建て住宅において、水回りの間取り変更にあわせて耐震補強工事を実施しました。みよし市明知町F様邸


  • 使いやすいⅠ型キッチンです。タカラスタンダード製です。


  • 1坪のタカラスタンダード製ユニットバスです。天日を利用するための蛇口を別に設けました。


  • 天日を利用するためのシングルレバー水栓です。


  • 脱衣場に勝手口を設けているので、廊下を通ることなく洗濯物を外に干しにいけます。出てすぐがテラスです。後で勝手口上部にテラス屋根を取り付ました。


  • 筋交いでの耐震補強です。


  • 端部には筋交い金物で、筋交いが有効に働くようにします。


  • 筋交いだけでなく、水にもシロアリにも強いダイライト(構造用合板)を併用し面での補強もします。


  • 風呂増築部は新設の鉄筋コンクリートベタ基礎です。低減の無い強い壁で補強ができました。


  • 風呂、キッチン回りのCB(コンクリートブロック)は撤去して、土台、柱から入れ替えをしました。


  • CB積みの腰壁は揺れに弱い為、写真のように倒れてしまうことがあります。その上部に筋交いがある事が有りますが、耐震上役目を果たしません。CB積腰壁は耐震上の弱点になります。


  • 出隅の柱頭は写真のように筋交いが取りつく事が多くあります。その場合ホールダウン金物の施工をするには筋交いを撤去するか、内部から土壁を撤去する必要があります。柱と梁を外側からロープで縫い付けるARS工法なら、土壁を落とすことも、筋交いを外すこともなく施工ができます。


  • 市の補助を利用するには、施工の箇所をすべて写真として提出する必要があります。間違いがないように柱番号をつけて整理します。


  • 耐震補強で施工した箇所は最終的には隠れてしまうため、建築士だけでなく、市建築課の専門担当者による確認もあり、ダブルチェックになります。これは市の補助制度を利用する大きなメリットです。


  • 各工程の工事が間違いなく施工をされていて、写真の未撮影が無いかを「工事写真確認表」でチェックをしながら工事を進めます。


  • お施主様に合わせた間取りにしたいので、バランスだけを考えて耐力壁を配置することは現実難しいです。耐力壁のバランスの「ズレ」を補うために「火打ち」で水平剛性を高めてバランスを改善します。


  • 電気の図面により、照明器具、コンセントなどを確認します。コンセントの位置、高さ等を決めるためにも、設置をする家具を実寸で図面に落とし込んで相談をします。


  • 現況の水回りの平面図です。


  • 北側に1坪増築する事、勝手口廊下を食堂に取り込む事で、無駄のない利用しやすい間取りになりました。

お客さまのご要望

食堂は一度リフォームしたが、風呂・脱衣場を含め、さらに使いやすくしたい。トタンの外壁、トタンの屋根が悪くなったのできれいにしたい。

ポイント

リフォームの範囲が広かったため、みよし市の補助制度を活用した耐震補強工事もあわせてご提案しました。

平成25年度みよし市の補助金約90万円を活用し、耐震補強の躯体工事費は約110万円に抑えることができました。

また、補強に伴う既存撤去・復旧工事については、あらかじめ計画されていたリフォーム範囲内で実施することで、無駄な付帯工事費を抑え、効率的な耐震リフォームとなっています。

水回りの課題として、脱衣室が狭く洗濯機置場が屋外にあることや、食堂スペースの狭さがありましたが、建物裏側に約1坪の増築を行うことで脱衣室を拡張し、勝手口を取り込むことで食堂スペースも広く確保しました。

さらに構造面では、増築部に新たな鉄筋コンクリートベタ基礎を設けることで、補強効果の高い耐力壁を配置でき、耐震性能の向上にもつながっています。

リフォームと耐震補強を一体的に計画することで、「コスト削減」「生活改善」「構造強化」を同時に実現した無駄のない改修事例です。

施工概要

所在地
みよし市明知町
工期
100日
築年数
46年
工事概算金額
950万円~
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