リフォーム施工例

耐震診断時に見かけた意味の薄い耐震金物


  • 基礎と土台を接合しようとする金具です。本来基礎と土台はアンカーボルトで接合されているはずなので、2重に固定しようする工事です。また、このケースの場合は基礎がコンクリートブロックな為に耐力を期待出来ない基礎で意味を成していません。


  • 基礎と土台を接合しようとする金物です。


  • 大引きを繋ごうとする金具です。つなぎ目をプラスチック束でも支えようとしていますが、上に乗る方を支えた状態になっています。


  • 柱頭の接合金物です。過剰な金具が施工されていました。職人で無い者でも出来る工事を過剰な数、施工している事が多いようです。


  • 耐力を負担しない柱の頭ツナギの木材に取り付けられた金具です。


  • 小屋組みに過剰に取り付けられた金物です。小屋組みから建物が崩れる事は考えられないです。壁の補強等の優先順位の高い工事から施工するべきです。



  • 小屋筋違の替わりに、小屋組みが揺れないようにしている金具でしょうか?


  • 小屋筋違の替わりに、束の頭を剛にしようとしている金具でしょうか?

ポイント

行政からの委託による耐震診断を、豊田市・みよし市ほかで毎年約20件実施しており、これまでに150件以上の昭和56年(1981年)以前の住宅を確認してきました。

その中で、全体の約1割程度の住宅において、効果や優先順位の低い補強金物が施工されているケースが見受けられます。

まったく意味がないとは言えないものの、本来優先すべき耐震補強が十分に行われていないにも関わらず、比較的簡易な工事が過剰に施工されている例も少なくありません。

耐震補強工事は「やれば良い」というものではなく、建物の状態に応じて、必要な箇所に適切な補強を行うことが重要です。

私たちは、安心して暮らせる耐震性を確保するとともに、快適な住環境も実現できるよう、バランスの取れたご提案を行っています。

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